2014-01-01から1年間の記事一覧
企業の分析手法を外部環境・内部環境、ビジネスマーケット・キャピタルマーケットの2軸から、整理・解説。 構造に特徴のある企業を例にとって、それぞれの分析方法を解説する。 専門的な内容というわけではないが、企業を分析する際に外部環境が内部環境に与…
道具としてのファイナンス/石野雄一 ファイナンスの理論よりも使いこなすことに重点を置き、 この本の内容をマスターすればMBAホルダーよりもファイナンスが使えるようになる、 とMBAホルダーが書いた本。附属のExcelまでもれなく自分でやってみれば、かな…
IFRSの概要から、資産・負債、収益・費用の取扱い等を解説。 詳細な実例にまでは踏み込まないが、概要を理解する必要がある場合には良いか。 【目次】 第1章 IFRSの概要 第2章 IFRSの考え方 第3章 IFRSの財務諸表 第4章 資産をめぐる規定 第5章 負債をめぐる…
個人で株式投資を行う人向けに決算書の読み方の基礎を説明した本。 会計利益が1つの事実ではなく、操作可能であるという前提に立ち、 財務3表のそれぞれでどういった操作がなされうるか、という観点から読み方を説明する。株式投資に限らず、財務諸表の読み…
管理会計の続き。 第2部は企業の利益計画等、予算管理のあり方に関する章。 予算管理の基礎から、スループット会計までの流れを概観。第3部は原価管理。コスト削減はもう少し実務に基づかないと理解が難しいか。第4部は意思決定への管理会計の利用について。…
管理会計について網羅された教科書的な書。 読み進めるには分量的には辛いが、第1部の基礎部分は管理会計の概略が示されており、読み物として読むことができる。まず第1部の概要。 【目次】 第1部 管理会計の基礎 第1章 経営者のための管理会計 第2章 企業価…
タイトルのとおり、管理会計の基本的な考え方を示す入門書。 NPVやWACCの説明もされており、財務自体に明るくなくても読める難易度で、 管理会計が経営にどのように使われるかをイメージするのには良いだろう。【目次】 第1章 管理会計で数字を見ると、経営…
現在、スミダコーポレーション株式会社のCFOである著者が、D&MホールディングスCFOの時代に書いた本。 MBA管理会計とあるが、第一部は企業の先進事例として、管理会計という枠にそこまで限定されていない印象。 第二部以降は管理会計の基礎となるが、費用を…
管理会計の基礎。 一般論だが、用語の理解程度には良いか。 【目次】 第1章 管理会計の基本を押さえる 第2章 KPIを設定・活用する 第3章 コストとコスティング‐管理会計を発展させた重要なKPI 第4章 スループット会計 第5章 KPIによるマネジメントの集大成‐B…
電力システムの構造について、ヨーロッパ・アメリカとの比較を中心に、日本における課題と今後の展望をまとめた本。3.11以降、日本においては電力システムというよりも電力会社に対する改革の要請が高まっているが、 そもそも事故がなかったとしても、時代の…
文章、会話をひっくるめたコミュニケーション全般について、どうすれば自分の思いを相手に伝えることができるのか、を書いた本。 文章術・会話術といった側面だけでなく、問題解決力、論理的思考力のような考え方の話から、日頃の信頼関係の重要性やその構築…
3.11の原発事故により環境中にまかれた放射性セシウムについて、その特性、除染の方法をまとめている。 除染は原発事故以来大きなテーマとなっているが、感情的な数値目標の設定だけでなく、 どのレベルまで、どのような方法で下げるのか、さらにそれが他の…
平成23年3月11日の原子力発電所事故に伴い、放射性物質が飛散し、福島県を中心に除染が必要となっている。 放射性物質のうちでも、飛散量・半減期等を考慮し、もっとも生活に影響を及ぼす放射性セシウムについて、 その人体への影響、性質、それらを踏まえた…